スパムメール対策
作成:2007-10-17 更新:2007-10-18
spam判定について
本学のメールサーバにSpamAssassinというスパムメールを判定するシステムを導入しています。
チェックされたメールには[X-Spam-Flag:][X-Spam-Score:][X-Spam-Level:][X-Spam-Status:]というヘッダが挿入され、スパムメールを判断する基準になります。
このヘッダを元に個人でスパム度の高いメールを除外することができます。(メールソフトの振り分け機能を利用)
- 誤判定により正規のメールがスパムメールと判定される場合があります
- スパムメールを削除される前にそのメールが正規のメールでないか必ず確認してください
- 削除されたメールは元に戻すことはできません
スパム判定のスコアについて
スパムメールを判断するスコア値の目安は次のようになります
6以上 :迷惑メールの可能性がある
10以上 :だいたい迷惑メール
15以上 :ほぼ迷惑メール
20以上 :高い確率で迷惑メール
コマーシャル等が含まれた企業からのメールは、スパム判定のスコアが高くなる傾向があります
スパムメールの振り分けをするときは、最初は判定レベルを緩く(15~20)設定し、状況を見ながら適切なレベルに調整することをお勧めします
スパム判定のヘッダ情報
[X-Spam-Flag:]
スパム判定のスコアが6を超えると YES になります
[X-Spam-Score:]
スパム判定のスコアが数値で表されます
[X-Spam-Level:]
スパム判定のスコアが * の数で表されます
[X-Spam-Status:]
スパム判定の詳細情報が含まれて居ます
主なメールソフトのスパム振り分け設定
Eudora
- [メールボックス]→[新規]を選択し、フォルダ「spam」を作成する
- [ツール]→[フィルタ]を選択し、[新規]ボタンを押す
- 条件 「受信時」
- ヘッダ 「X-Spam-Level:」
- が次を含む 「***************」 (ここの * の数は調整してください)
- 処理 「移動」→「spam」
MS-Outlook
- [ファイル]→[フォルダ]→[フォルダの作成]でフォルダ「spam」を作成する
- 名前 「spam」
- フォルダに保存するアイテム 「メールと投稿アイテム」
- フォルダを作成する場所 「受信トレイ」
- [ツール]→[仕訳ルールと通知]を選択し、[新しい仕訳ルール]ボタンを押す
- 自動仕訳ウィザードが起動する
「新しい仕訳ルールを作成」を選択する
ステップ1から「受信メールに独自の仕訳ルールを作成する」を選択する
[次へ]ボタンを押す
- 条件を指定してください
ステップ1から「メッセージヘッダに特定の文字が含まれる場合」をチェックする
ステップ2から「特定の文字」をクリックする
メッセージヘッダーに含まれる文字 「X-Spam-Level: ***************」を入力
( : と * の間には半角のスペースが必要)
(ここの * の数は調整してください)
[追加]ボタンをクリックし、[OK]ボタンをクリックする
[次へ]ボタンを押す
- メッセージに対する処理を選択してください
ステップ1から「指定フォルダへ移動する」をチェックする
ステップ2から「指定」をクリックする
フォルダの選択から「spam」フォルダ(受信トレイ前の+をクリックしてから)
を選択し、[OK]ボタンをクリックする
[次へ]ボタンを押す
- 例外条件を選択します
必要であれば例外条件を指定してください(省略可)
[次へ]ボタンを押す
- ルールの設定を完了します
ステップ2から「この仕訳ルールを有効にする」のチェックを確認する
ステップ3から仕訳ルールに間違いが無いか確認する
[完了]ボタンを押す
- [新しい仕訳ルール]の設定が終了したので[OK]ボタンを押して設定を終了する
AL-Mail
- [フォルダ]→[新規フォルダ]でフォルダ「spam」を作成
- [ツール]→[オプション]→[振り分け]で[新規] を選択
- 検索文字列 「***************」 (ここの * の数は調整してください)
- 移動先フォルダ 「spam」
- 未読メールも振り分けるをチェック
- [メール]→[全メール振り分け]あるいは[選択メールの振り分け]で振り分けできる
Thunderbird
- [ファイル]→[新規作成]→[フォルダ]を選択
- 名前 「spam」
- 作成先 「ローカルフォルダ」→「親フォルダを選択」を選択
- [OK]ボタンを押して終了する
- [ツール]→[メッセージフィルタ]を選択し、[新規]ボタンを押す
- フィルタ名 「SPAM」
- 受信中のメッセージが次の場合
「いずれかの条件に一致」を選択
- 三つの枠の左から「カスタムヘッダ」を選択し、
追加するカスタムヘッダに「X-Spam-Level」を入力し、[追加]ボタンを押した後、[OK]ボタンを押す
- 三つの枠の左から順に次の値を指定する
[X-Spam-Level:] [に次を含む] [***************] (ここの * の数は調整してください)
- 「以下の動作を実行する」に次の値を指定する
[メッセージを移動する] [ローカルフォルダの spam]
- [OK]ボタンを押してフィルタの設定を終了する
- 右上の終了ボタン[×]を押してメッセージフィルタを終了する
EDMax
- ウインドウの左側にあるアイコンから一番上にあるメールボックスのアイコンをクリックする(フォルダを作成する場所を指定)
- [ファイル]→[新規フォルダ]を選択し、作成されたフォルダの名前を「spam」にする
- [設定]→[アカウント設定]を選択し、[振り分け]タブを選択する
- 種別に次の値を設定する
[受信] [ヘッダ]が[X-Spam-Level: ***************](ここの * の数は調整してください)を[含む時]
[移動] [SPAM]
- [追加]ボタンをクリックする
- [OK]ボタンを押してアカウント設定を終了する
Becky! Internet Mail
- ウインドウの左側にあるアイコンから一番上にあるメールボックスのアイコンをクリックする(フォルダを作成する場所を指定)
- [ファイル]→[フォルダ]→[新規作成]を選択し、作成されたフォルダの名前を「spam」にする
- [ツール]→[フィルタリングマネージャ]を選択し、[新規ルール]ボタンを押す
- 条件の追加
ヘッダ 「X-Spam-Level:」
文字列 「***************」 (ここの * の数は調整してください)
「ある時」を選択
- アクション
「振り分け」を選択
「フォルダへ振り分け」を選択
メールボックスから「spam」フォルダを選択
- [OK]ボタンを押してルールの編集を終了する
- [OK]ボタンを押してフィルタリングマネージャを終了する
Mac標準メール
- メニューから[メールボックス]→[新規]を選択
- 名前 「spam」
- [OK]ボタンを押してメールボックス[spam]を作成する
- メニューから[Mail]→[環境設定]を選択し、メニューから[ルール]を選択する
- [ルールを追加]ボタンを押す
- 説明に、「SPAM」と入力
- もし[以下の条件のいずれかが]一致した場合 を選択
- 三つの枠の左から「ヘッダリストを編集」を選択し、
ヘッダ:「X-Spam-Level」を入力し、[ヘッダ追加]ボタンを押した後、[OK]ボタンを押す
- 三つの枠の左から順に次の値を指定する
[X-Spam-Level:] [が次を含む] [***************] (ここの * の数は調整してください)
- 「以下の動作を実行」に次の値を指定する
[メッセージを移動]移動先[spam]
- [OK]ボタンを押してルールの設定を終了する